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言葉では、0・1・2歳児に、どう接したらよいか
● 「状況語り」を聞かせよう
言葉が良く分からない乳児には、母親が「状況語り」を聞かせるのが良い方法です。「状況語り」とは、母親が目の前にいる乳児の目と手をよく見て、今まさに乳児が動作していることを、アナウンサーが状況語りをするように、本人に語って聞かせます。
[0・1歳児]母親の音声を聞いて言葉を覚えます。
[2歳児]  母親の言葉と、自分の動作を結びつけて、言葉を覚えます。
● 例として、[赤ちゃんがジュースを飲んでいる時]の
母親の「状況語り」の「言葉かけ」について話します。

[0歳児]:
親は、「ジュースを飲んでいる」と1回言ってから、後は、「飲んでいる」を省略して、「ジュース」 「ジュース」と、繰り返し言います。
[1歳児]:
「ジュースを飲んでいる」「ジュースを飲んでいる」を繰り返し言います。
[2歳児]:
「ジースを飲んでいる」を繰り返し言ってから、「甘いジユースを飲んでいる」「ストローでジュースを飲んでいる」など、1語を加えて、繰り返し言います。
● 常に、「状況語り」を聞かせよう
親は赤ちゃんの誕生後から、赤ちゃんの世話をする時に、優しい声で「状況語り」を聞かせましょう。赤ちゃんが成長して、お座りや、這い這いや、歩くようになり、一緒に遊んだり、食事をしたり、入浴をする時にも、「状況語り」を聞かせましょう。
● 生活用語を、1歳半で理解し、2歳半で話せる
親が子に絶えず「状況語り」を聞かせていると、健常児なら、親が子に話す日常の生活用語を、1歳半で、すべてを理解でき、2歳半で、それらの言葉を話せるようになります。しかし、状況語りをしなかったり、身体的に異常がある場合は、度合いにより言葉の発達が遅れます。
● 子の喋りを真似て、「同調語り」をしよう
赤ちゃんが「あ」と音声を発したら、親も真似て「あ」と言います。親は子が発する音声を、常に真似ましょう。
子の喋りも親は真似て、「同調語り」をしましょう。子が「おなかが空いた」と言ったら、親も「おなかが空いた」と言います。「パンを食べたい」と言ったら、親も「パンを食べたい」と言います。
● 子が「なぜ」と言ったら、対話をしよう
子が「なぜ」と質問するようになったら、対話ができます。対話が上手になったら、好ましいものの見方や考え方を語り合って、対話の内容を深めましょう。
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